2019年〜2022年 子どもが小さいと仕事ができない…(泣) 試行錯誤の日々
小さな子どもを抱えての在宅での仕事は、
理想とはかけ離れたものでした。
・絶え間なく続く子どもの要求
・子どもが寝ている間しか仕事ができない
・連日の徹夜作業
・寝不足で毎日イライラ
・締め切りが迫っているときに限って発熱、嘔吐!
・仕事のトラブル発生!すぐに対応したいのに子どもの対応でメール返信さえもままならない
・無理して自分も体調崩すと地獄を見る…
子どもを見ながら仕事するなんて無理…!!!
周りから言われるのは
「子育ては今しかできないよ」
「あと数年もすれば楽になるよ」
こんな言葉たちに納得しつつも
好きなことを手放すことへの不安。
戻れなくなるんじゃないかという不安。
色々な不安から、仕事が手放せずにいました。
私にとって仕事は
母でも妻でもなく、
自分の手で価値を生み出して
1人の人間として認めてもらえる
大切な手段でもありました。
だから怖かったんです。
2021年9月に2人目の出産を経て、
産後5ヶ月目から仕事を再開。
子どもが1人から2人になり、
再び赤ちゃんのいる生活。
心も体も悲鳴を上げていましたが、
意地と根性で仕事を続ける日々でした。
限界。ついにXデーが訪れる…
2022年4月1日。
この日も私は締め切りに追われていました。
午後7時。泣き止まない子どもたち。
そんな子どもたちにイライラして、
感情的に怒鳴り散らす私。
もう何日も寝不足が続いて、イライラ。
片付ける気力もなくなって、荒れ放題の部屋の中。
家事の負担を減らすために届いた
ミールキットさえも作る気力が沸かない・・・
この子たちは今日も、
いつになったら寝るんだろう。
いつになったら、
仕事時間が確保できるんだろう。
なんで私ばっかり
苦しまなきゃいけないんだろう。
仕事の締め切りは着々と迫っている・・・
この子たちさえいなかったら。
寝不足とイライラの中、
そんな恐ろしい思いが湧き起こってきた自分に
動揺しました。
「何のためにデザイナーしてるの?」
「何のためにこの働き方を選んだの?」
やる理由がわからなくなり、
涙が止まらなくなりました。
大好きだったデザインも、
今は嫌いになりかけている。
今ある仕事を終わらせたら、
もうデザイナー辞めよう。
『家で仕事ができる
=家庭との両立ができる』
わけじゃない。
家で仕事をしているから、
家族を、自分を苦しめている。
「◯◯が1歳になったら、
パートに出ようかな。
約束、守れなくてごめん。」
その夜、残業中の夫に
泣きながら電話をしました。
この苦しみの日々から解放されると思ったら、
気持ちが楽になったような気がしました。
振り返ってみるとこの少し前くらいから
頭がぼーっとして何も考えられなくなったり、
子どもの遊び相手をしているだけで
涙が止まらなくなったり。
プチッと何かが切れたように
怒鳴り散らしてしまったり。
挙動がおかしくなっていました。
今思うと
育児ノイローゼだったように思います。